イズミヤ刺傷事件

11月16日、今日の京都市左京区は晴れのち曇り。

遅めの昼食をとり、後片付けや雑用をしていた時、
いつまでたっても通り過ぎないヘリコプターの音を不審に思っていたら、

娘たちから、「イズミヤで何かあった?」のライン。

なぬ?そのヘリコプター?
と、屋上に上がると、5機ほどのヘリコプターが、思ったより近く大きな姿でホバリング
そのうち1機はほぼ真上、遠くにも数機旋回していた。

手は振らないけれど、
なんだか屋上から救助を求めるヒトの図が頭をよぎり、
ヘリコプター以外、いつもとなんら変わらぬ景色のため、
こんな緊急事態時に、屋上に出てきたオバさんなんて見ていないだろうけども、
おそらく上からは丸見えで、
なんだか野次馬根性を見透かされたような気持ちになり、いそいそと室内に戻った。

Twitterやインターネットで調べると、少し情報は交錯しているものの、
ここから徒歩10分のところにあるイズミヤ高野店でパートの女の人が
後ろから刃物で数カ所刺されるという刺傷事件が起こり、犯人が逃走中だという。

約1時間後には犯人が捕まったという報道が入り、ひと安心するも、

通り魔的な犯行なら、刺された方が気の毒でしょうがない。
女性が倒れた後もなお刺し続けたとのこと。

犯人は、刺した後、約200m離れた自宅に戻っている。
この犯人は45歳の男で、近所の人によると、2〜3ヶ月前から大きな音でゲームをしたり、
音楽を聴いたりして近所から苦情が出ていたとのこと。

この事件だけでなく、報道される事件が起きる度に思うことがある。

みんなそれぞれに気質は違うものの、1つの穢れもない赤ちゃんからスタートしたはず。

なのに、何故こんな人に育ったんだろう、と。

育てにくい子、育てやすい子、と、タイプは色々だろうけど、
育てる親や大人の受け止め方、育て方によって、その子の考え方や行動は変わってくると思う。

大切なのは、周りとのふれあいや環境なのではないだろうか?

無邪気な純真無垢な幼稚園時代をイメージしてみて、
例えばその中の1人が、なんらかの事件を起こした犯人に成長してしまったと想像すると、
なんだか寂しく残念でならない。

逆に、その中の一人が、テレビを賑わすほど立派な人になっていたり
芸能界を賑わしていたりすると、
それはとても輝かしく、こちらまで嬉しいことである。

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