成人の日式典
1月14日、今日の京都市左京区は晴れ。
そして、京都市では今日、みやこめっせで成人の日式典が開催されました。
朝、北山通りを車で通った時、そこここの美容院から
美容師さんに見送られながら出てくる晴れ姿のお嬢さんがたを見かけました。
華やかで可愛らしくて、振袖というものはいいものですね。
振袖は未婚女性が着るもので、
結婚すると、振袖を着ることができなくなってしまう、というしきたりがありますが、
それにはワケがありました。
昔、女性が男性の求愛、求婚に対して、直接言葉で返答することは、
はしたないこととされていました。
男性からの求愛に対し、
「好き」と伝えるときは袂を左右に振り、
「嫌い」と伝えるときは袂を前後に振って意思表示をしたのだそうです。
現在でも恋愛関係で「振る」「振られる」という言葉が使われるのは
ここに由来するのだそうですよ!
結婚してしまうと、もう、袖を振る必要がなくなるので、
長〜い綺麗な袖を切ってしまって、
「留袖」を着用するようになったのだそうです。(´・ω・`)
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あのモフモフは何?
これは昨日のこと。
おでこの上にはコポッとした黒く丸い頭巾(ときん)をつけ、
胸に丸いモフモフを4つ付け、ほら貝を吹き吹き北大路通りを歩き、
信号待ちをしている寒中托鉢修行の山伏姿の僧侶たちを見かけました。
「信号待ちするんや…」と呟く次女。
信号無視する方がおかしいのだが、たしかに、現代の街並みと合わない
どこか不思議な光景でした。
山伏といえば、山中で修行する修験道の行者ですが、
あの独特な服装は、山での修行に欠かせない登山用品としての機能もあるのだそうです。
金剛杖という長い木の杖は登山用のストック代わりに。
ほら貝を吹くことでクマよけ。
腰につける螺緒(かいのお)という紐は結びを解いてザイルとしても使用。
腰につけている獣の皮でできた引敷(ひっしき)は
そのままごつごつした山の地面に座ってもいいようにクッションの役割もするのだとか!
まぁ、ここまでは、なるほど、って思う程度なのですが…。
おでこの上に付けている頭巾は、今はプラスチック製で、実はコップとして使っていると知り驚きました。
コップだったのか・・・。
この先山伏を見る機会があれば、きっとデコの上のコップが気になって気になって、ガン見しちゃうよ…(; ̄◇ ̄)
で、こんな衣装って、一体どこに売ってるんだろう?どこで買うんだろう?
なんて思ったら、
京都や東京にある法衣店や仏具店の「通販」なのだとか!?
カタログ通販もできるそうですよ!
時代は進んでいます\(^ω^)/
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軽い息づかい?
12月27日、今日の京都市左京区は曇り時々雨。
寒波がやってくる、と、何度も天気予報で言われていただけあって、
夜になると、風が、夜気が、急に冷たく変わってきました。
お喋りしながら通り過ぎて行ったグループの話の内容はわからないけど、
何故か「うんともすんとも言わなくってさー」というフレーズだけが、
そこに置いていかれたように耳に残りました。
『うんともすんとも』
使うけれど、何だか変な言葉です。
どんな漢字を書くのだろうと思い描いてみたけれど、
「雲?運?寸?」わかりません。
「うぅーん」という唸り声?
「うん!」オッケーってこと?
あ、それかも。
すんって何さ。
わかりません。
『すん』を調べてみると、
すん[感]軽くうなずき、承知した意を表す語。
「うん」に対し、声にならない軽い息づかいを示す。
「うんともすんともいわない」
と書いてある。
子供から「うん」という言葉はよく返ってくるけれど、
「すん」と言われたらどうしよう。
変な考えが頭をよぎりました。
「すん」は「うん」に語呂を合わせたもの。
何も発言のないことを強調するためにつけられたもの。だそう。
「お風呂はいったー?」
「すん」
( ̄ー ̄)・・・。
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知らず知らずのうちに・・・
12月25日、今日の京都市左京区は晴れ。
朝は寒く日中は暖かく夕方は寒く、太陽のありがたみを感じる1日でした。
クリスマスも終わり、クリスマスのデコレーションを外す街角のお店。
明日オープンした時には、すっかり正月仕様のお飾りになっているのでしょうね。
最近では、玄関につける正月飾りも、ぶっといしめ縄ではなく小洒落たものに変わってきました。
門松まではしないものの、お洒落なしめ縄をつけている家はよく見かけます。
一家に一台、車が高級だった時代には、車のバンパーにも、
ありがたくみかん付きのしめ縄がついていたものです。
日がたち、みかんがとれてしまったしめ縄は、どこか滑稽でもありました。
日本に残される行事の中で、お正月の歴史は古く、
正確な起源は未だ解明されていないそうですが、
仏教が伝来した六世紀半ばには存在していたそうです。
もともとは、祖先に感謝をし、先祖の霊を祀るという習慣もあったそうですが、
五穀を守る神様である歳神様を迎え、その年の豊作を祈る月へと変化していったのだそうです。
正月に家に門松や鏡餅をかざるのは、この歳神様を迎えるための準備なのです。
「明けましておめでとうございます」という言葉は、
歳神様をお迎えするための祝詞だったといわれています。
大掃除をして綺麗にし、門松を玄関に飾るのも、歳神様を歓迎するためのものでした。
なんとなく、クリスマスにリースを飾る感覚で正月にしめ縄を飾るお家でも、
いつのまにか知らず知らずのうちに、
歳神様に感謝し、お迎えをしてお祀りする儀式をしているってことですね。
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