交通安全まみむめも

4月5日、今日の京都市左京区は晴れ時々曇り。

またまた娘を乗せて運転中、

「なんで、おばあさんとか横断歩道渡らーらへんのぉー!?
緑地帯超えて渡ってくるのおばあさんとかおじいさんばっかりやん!
若者のが、ちゃんとしてるよぉー!
そんなとこ渡らないしー!」

とのお叫び。

そうなんですよねー。確かに。
多いですよねー、横断歩道を渡らないお年寄り。

足腰が弱り、30メートル先の横断歩道が遠いと思うお年寄りが、
何の過信か、
30メートルの大通りを、おぼつかなくなった足腰で渡ってくる。

近道したい気持ちもわかるけど、やっぱり危ないですよね。

以前何かの情報誌で、
運転免許を持たないお年寄りが、
特に女性のお年寄りが、
交通規制を知らないことにより、「車が気付いてよけてくれるだろうと思って、横断歩道を渡らず大通りを横切ってくる。」「渡り切れるという自信を持っている」という記事を読みました。

赤信号をのんびりと渡るお年寄りも時々見かけますが、彼らがのんびりとしか渡れないのは、老化による体の変化が原因だそうです。

「瞼が垂れてきたり腰が曲がったりで、前がよく見えない。」「転倒して寝たきりになるのが怖くて下を見て歩かないと不安」などなど。

そもそも日本の信号機は赤になるのがとても早く、特におばあちゃんには渡り切れないように作られているのだそうです。

信号機は、歩行者が1秒に1m歩く速さで赤になる設定になっているのだそうですが、
85歳を超えると男性は0.7m、
女性は0.6mしか歩けないのだそうです。

お年寄りのための交通安全の
いい標語を見つけました。